会社の未来を変える その道筋を 社長とともに見つけ出す


◆叶えられなかった銀行入行時の志と失われた30年への想い

メガバンクに約30年間勤務し、融資の最前線から審査部まで、中小企業金融の現場を長く経験しました。

銀行員として過ごした平成の30年間は、図らずも「失われた30年」と呼ばれ、バブル崩壊後の不良債権回収などに向き合い、あまりの激務と人間関係のストレスで、原因不明の体調不良が続くなど、心身ともに限界に近い状態を経験したこともあります。

企業が成長するためには投資が不可欠です。経営者がそのための融資を望んでいても、銀行は、未来の可能性ではなく、どうしても過去の数字をもとに判断せざるを得ない場面があります。あるとき、私が担当していた食材やサービスに強いこだわりを持つ食品業界の社長から、業容拡大のための融資の相談を受けました。しかし、創業からの赤字が残っていることが原因で、社長の熱意と将来の可能性を強く確信していたにもかかわらず、追加融資の稟議が通せませんでした。入社時に抱いていた「融資を通じて中小企業のお役に立つ」という志が十分に果たせていないという葛藤がありました。



◆コンサルの原点「教えないコンサル」になった理由

そんな現場経験もある中、審査部に異動すると、支店の担当者が社長と侃々諤々の議論をしながら一生懸命に書いてきた融資案件を「数字だけでドライに判断していいのか?」とさらに悶々とすることになりました。

「財務指標が悪いから貸せません」ではなく、「どうしたら貸せる会社になるのか?」

財務指標は、数字だけが勝手に良くなったり悪くなったりするものではありません。日々の業務の積み重ねの結果として現れるものです。その数字を良くするためにはどうしたらいいのか?解決策を持たないまま問題点を指摘するだけの評論家になっているのではないかと感じていました。そんな想いを先輩にぶつけてみると、経営コンサルの国家資格である中小企業診断士の資格を取得することをすすめられ、睡眠時間を削って独学で資格を取得しました。

 


◆オーナー社長の参謀役として知った経営者の孤独と覚悟

その後、銀行の取引先である中小企業へ出向・転籍し、オーナー経営者の間近で経営課題の解決に従事しました。この3年間で、「銀行員」の視点だけではなく、「経営者」の視点で物事を考えることの重要性を学びました。そして、経営者がどれほど大きな責任と覚悟を背負い、孤独の中で意思決定をしているのかを実感しました。

事業承継期の人事制度改革、広報戦略の見直し、IT化推進などの戦略的案件を担当し、経営の現場で意思決定を支える参謀役として経験を積みました。特に30年間手つかずであった人事制度改革では、オーナーの意向を踏まえつつ、現場社員から本音のヒアリングができたことで、円滑に新制度が導入できました。

2023年、56歳で独立。「社長の壁打ち相手」として、銀行と中小企業の双方を知る経験を活かし、資金繰り改善、事業計画策定、事業承継支援などを中心に活動しています。「答えは社長の中にある」という信念のもと、徹底した対話を通じて経営者の想いに寄り添い、その実現を全力でサポートしています。


◆59歳という運命の年齢を超えて。中小企業が日本を元気にする未来を!

私の人生には、一つの「節目」があります。父は59歳で急逝し、葬儀の席で祖父もまた59歳で亡くなっていたことを知りました。そして私が56歳の時、高校の同級生が難病で急逝しました。その出来事をきっかけに、「自分に残された時間もあと3年かもしれない」と、自身の人生と真剣に向き合うようになりました。

「もしあと3年しか生きられないとしたら、本当にやるべきことは何か。誰のために、何をするのか?」そう自問したとき、たどり着いた答えは、安定した会社員という立場を捨て、もっと多くの中小企業経営者の力になることでした。

私は元々、弁護士を志していましたが法学部はすべて不合格となり、父の勧めで進学した経済学部を経て、銀行へ就職しました。子供の頃、厳格な父に褒められた記憶はほとんどありません。ただ、中小企業に身を置き、家族を支え続けた父が仕事の話をするとき、いつも称賛していたのは、弁護士、商社マン、そして銀行員でした。今振り返れば、自分の進路の選択は、父に認められたいという想いに無意識に導かれていたものだったのかもしれません。

どの社長にも、創業時・承継時に描いていた自分の想いがあるはずです。しかし、「ヒト・モノ・カネ」の制約から、自分のやりたいことや実現したいことに向き合う余裕を奪われているのが、中小企業の現実です。

私の夢は、一人でも多くの中小企業経営者が資金繰りの不安から解放され、本来の「志」に100%向き合える環境をつくることです。社長の想いに立ち返り、その実現に向けて今できることに取り組むための思考の整理をお手伝いします。

日本の会社のほぼ全てが中小企業です。そこで働く人々が自らの仕事に誇りを持ち、物心ともに豊かに生きられる社会の実現に貢献したいと考えています。


代表者プロフィール


社長の壁打ち相手

”貸したい会社実現”

ナビゲートコンサルタント

阿部正暢(あべ まさのぶ)

●金融機関勤務30年・融資案件15,000件以上 + 中小企業での社長の参謀
●社長の経営力が高まる”教えないコンサル”
●顧問契約更新率94%

 

略歴

1966年4月生まれ 埼玉県越谷市出身 東京都練馬区在住

1990年4月 慶應義塾大学経済学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入社

支店・本部において、融資・審査・教育研修・コンプライアンスなど、銀行業務に幅広く従事

2019年11月 銀行の取引先であるオーナー系建設業に出向(2020年10月に転籍)

オーナーからの信頼を得て、事業承継のタイミングでの人事制度改革・広報戦略見直し・IT化推進・危機管理など、戦略的案件をオーナーの参謀役として担当

2022年12月 会社員生活を卒業

より多くの中小企業経営者のお役に立ちたい、そして、自らもさらに成長したいと考え、中小企業診断士としての独立を決意

2023年1月 東京都練馬区にて、あべ中小企業診断士事務所を開業

資格等

中小企業診断士(2004年8月 経済産業大臣登録402328)

認定経営革新等支援機関(2024年4月 認定支援機関ID:108513004510)

経営心理士(2021年11月)

日本GHCDコーチング協会 認定コーチ(2023年9月)

専門家登録

2023年度 東京都 地域金融機関による事業承継促進事業登録専門家(~現在) 

2023年度 中小企業活力向上プロジェクトアドバンス登録専門家(~現在)

2024年度 東京都中小企業振興公社専門家派遣事業支援専門家(登録番号:00001669、~2025年度)

所属団体

提携パートナー

趣味など

ランニング(51歳でフルマラソンに初挑戦しサブ4達成:伴走支援の想いの源)
ダイビング(49歳でダイバー認定:潜水中は共に助け合うバディ=相棒が必須)
お酒を飲むこと(最も長く30年以上も続く趣味)

和太鼓(58歳で始めた最も新しい趣味です)